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最終更新日 2021年3月8日

監修・著者 株式会社しごとウェブ 佐藤 哲津斗

 

タクシー運転手の稼ぐための営業方法

タクシー運転手の稼ぐための営業方法タクシードライバーの営業方法にもいろいろなものがあります。タクシードライバーというと何となく車を走らせているだけというイメージがあるかもしれませんが、それすらも営業方法のひとつなのです。タクシードライバーの営業方法は大きく3つに分類することができます。それぞれの営業方法についてきちんと理解しておきましょう。

 

無線で配車

タクシードライバーの営業方法としてまず挙げられるのが無線による配車です。タクシーに乗ったことがあるという方がほとんどかと思うのですが、タクシーに乗っているときに無線が入っているのを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?最近では音声ではなく、カーナビなどの画面に表示されることが多くなっているようですが、これがまさに無線による配車です。

 

無線による配車というのは、お客様の近くにいるタクシーをお客様のところまで配車することになりますのでお客様を待たせずに済みます。お客様にとっては必要なときにすぐにタクシーに乗れるのです。タクシー会社にとっても無駄にタクシーを走らせる必要がありませんので、効率的です。
一方でタクシードライバーにとっては、どうでしょうか?無線による配車であれば、自分が近くにいれば確実にお客様を乗せることができます。そういった部分では魅力的ではあるのですが、お客様への感謝が薄れてしまうというところもあるかもしれません。

 

付け待ち

タクシードライバーには付け待ちという営業方法もあります。駅やホテルなどに設置されたタクシー乗り場でタクシーが待機しているのを見かけたことがある方も多いでしょうが、これがまさに付け待ちというものです。お客様がやってくるであろう場所にタクシーを待機させるのです。うまく付け待ちができるかどうかという部分がタクシードライバーとしての収入に差をつけるとも言われています。

 

タクシーの付け待ちで、まず重要になってくるのが言うまでもなく場所です。タクシーに乗ろうと思っている方というのは、どこにでもいるというわけではありません。やはりそういうお客様が多いところを狙っていく必要があります。そうしないと時間も無駄になってしまいます。では、どのようなところを狙っていけばいいのかというと先でも挙げた駅やホテル、商業施設の出入り口付近、オフィスビル街、空港、病院などです。他にも人の行き来が多ければ、狙い目となります。駅や商業施設の出入り口付近というのはライバルも多くなります。空港や病院にもライバルはいるのですが、長距離のお客様も少なくありませんのでかなり期待ができます。時間帯も重要なポイントになってきますので、それぞれの場所でどういった時間帯がいいのかといった部分も考えていきましょう。

 

また、ライバルがいるとどうしてもライバルを避けたくなってしまう部分もあるでしょう。ただ、ライバルの多いところというのはやはり場所がいいものです。ライバルが多いからと無理に別のところで待つよりは、ライバルが多くとも確実にお客様を乗せられるような場所で付け待ちをしたいところです。さすがにライバルが何十台というレベルになってくると考えたほうがいいでしょうが、10台以内であればライバルの存在はそこまで気にしなくていいでしょう。

 

あとは、多くの方が忘れがちな向きです。実際に自分がタクシーに乗るときのことを想像してみましょう。タクシーはいるのに、向きが逆ということは結構多いものです。向きが異なるというだけでチャンスを逃してしまうのはもったいないことです。同じ場所であっても、やはり向きによってお客様の数が違ってきます。例えば、出勤の時間帯であれば都心の方向に、帰宅の時間帯であれば郊外の方向にといった具合に向きを意識していきましょう。こういったところを把握するためにも、そのエリアでの動向というものをしっかりとリサーチしていきたいところです。

 

流し

たまたま走っていたタクシーに乗せてもらうということは多いかと思いますが、こういったときに乗せてくれるのが流しのタクシーです。流しのタクシーであれば、次から次へとお客様を乗せることができます。というのも、無線による配車の場合には無線で連絡のあったお客様のところへ向かう必要がありますので、その間に別のお客様を見つけたとしても乗せることができません。付け待ちに関してもやはりあらかじめ待っているお客様が乗るまでは営業運転ができないのです。

 

つまり、流しというのは回転率がかなりいいのです。だからこそ、売り上げを大きく伸ばせる可能性を秘めているのです。これが流しにおける最大のメリットと言えるでしょう。そのため、多くのタクシードライバーが流しを中心に営業をしているのです。

 

基本的に流しでは、法律や条例などで禁止されている区域以外で、なおかつタクシーが安全に駐車できお客様の乗降が可能なところであればどこでも営業ができるようになっています。当たり前のことなのですが、流しの場合にはお客様をタクシードライバー自身が見つけ出す必要があります。ただずっとタクシーを走らせているだけでは、ガソリン代などが消えていくだけです。気持ちの面でも心が折れそうになってしまうかもしれません。タクシードライバーとしてかなりの収入を得ている方というのは、この流しというものをうまくおこなっているものです。だいたい長距離を移動するお客様を乗せたり、流しで効率的にお客様を乗せたりといったことをうまく組み合わせているのです。

 

流しで効率的にお客様を乗せたいのであれば、お客様の立場になって考えてみることです。今の時代は、タクシー以外にもいろいろな移動手段があります。そういった中でタクシーを選ぶのはどのようなときなのかということを考えていくのです。例えば、朝の通勤時間帯に駅までバスしかないというエリアや終電前後の繁華街、アーティストのコンサートなどのイベン終了後の会場……場所や時間帯も考慮しながら、天候などの情報もしっかりと仕入れていくようにしましょう。とりあえずタクシーを漫然と走らせるというのは、賢いやり方ではないのです。

 

相手の気持ちになってそのエリアを分析し、さまざまな情報を仕入れる……面倒に思えるかもしれませんが、こういったことを実践していくと流しでもたくさんのお客様を乗せられるようになります。自分の考えていることや実践していることが結果につながってくると、モチベーションもかなり上がってくるでしょう。それに流しで効率的にお客様を乗せられるようになると、タクシードライバーとしての自信も持てるようになります。タクシードライバーとして長く働いていきたいという気持ちがあるなら、この流しという営業方法をしっかりと攻略していきたいところです。

 

まとめ
タクシードライバーの営業方法にもいろいろなものがあります。基本的には無線による配車、付け待ち、流しの3つになってくるのですが、ポイントとなってくるのはやはり流しでしょう。流しでお客様を効率的に乗せられるようになると、モチベーションも上がりますし、タクシードライバーとしての自信も持てるようになります。是非積極的に流しという営業方法を攻略していきましょう。

 

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